皮膚移植後の肌を守り抜いた「相棒」——白色ワセリンという選択

💡 眩しさが辛い方へ このブログはダークモード(黒背景)に切り替えられます。ページの左上、「nogtystore」というタイトルの横にある三日月のアイコンをクリックすると、背景を黒く変更できます。ステロイド治療などで眩しさに困っている方は、ぜひご利用ください。 [ 乳がん・放射線治療・皮膚移植 ] 10年来の相棒 これは「一生つきあっていく」と決めたアイテムの話です。 大げさに聞こえるかもしれませんが、私にとっては本当にそうで。このワセリンがなかったら、あの肌を守りきれなかったと思っています。 皮膚移植、そして放射線という試練 乳がんの手術後、傷跡が壊死してしまいました。筋肉が露出した状態のまま、抗がん剤治療を続けました。その後、皮膚移植を受け、放射線治療へ。 移植した皮膚は約7cm×5cm。自分の体の別の部位から持ってきた皮膚なので、もともと薄く、デリケートです。そこに30回の放射線を当てた。 放射線治療には、知っておいてほしいことがあります。照射した部位の汗腺は、機能しなくなります。 一時的なものではなく、永続的な変化です。つまり、その箇所はもう自力で潤いを保てなくなる。一生涯、外からケアし続けなければならない肌になるということです。 「最強保湿」を自分で作った 放射線治療が終わったあと、主治医から保湿剤を処方してもらいました。 でも、移植肌のあのカサカサ感には、処方のものだけでは物足りない気がしていた。そこで思いついたのが、ワセリンを自分で混ぜ合わせることでした。 処方の保湿剤を塗ったあと、その上からワセリンで蓋をする。あるいは両方を手のひらで混ぜてから塗り込む。キュレルローション+ワセリンの組み合わせで指先ケアをしていた経験が、ここでも活きていました。 指先への「ローション+ワセリン二段重ね」ケアについてはこちら → 抗がん剤で爪がボロボロになった私の「鉄壁ガード術」——キュレルローション+ワセリンという最強コンビ 後からジム仲間に教えてもらったのですが、ヘパリン類似物質が配合されたワセリン軟膏という既製品も存在するそうです。私の場合は処方が別だったので、自分でブレンドするしかなかった。それが結果的に「自家製最強保湿」になりました。 結果:移植肌はひどいガサガサにならなかった これだけ弱い条件が重なっていたのに——薄い移植肌、放射線による汗腺の機能停止——ひどいガサガサになることなく、肌を守り抜くことができました。 「奇跡では?」と自分でも思います。でも奇跡じゃなくて、地道なケアの積み重ねだったと思っています。毎日塗る。忘れない。それだけのことを、ずっと続けた。 そしてその「毎日続けられた」理由のひとつが、ワセリンの手軽さにあると思っています。特別なものじゃない。難しい使い方もない。だから続けられた。 ワセリンを選ぶ理由 ワセリンは石油由来の成分を高度に精製したもので、添加物がほとんどありません。防腐剤も香料も界面活性剤もない。だから肌への刺激が極めて少ない。 乾燥肌や敏感肌の方にとって「成分がシンプル=安心」というのは、直感的にわかると思います。私のようにアレルギー反応が出やすい肌にとっては、この「引き算の成分設計」がとにかくありがたかった。 そして何より、蓋をする力が強い。油性の膜で肌の水分蒸発をしっかりブロックする。単体ではなく他の保湿剤と組み合わせることで、その力が最大限に発揮されます。 今も現役、これからも現役 あれから10年。移植肌への毎日のケアは今も続いています。それに加えて、もともとの超乾燥肌が気になる箇所——手の甲、かかと、ひじ——にも、市販の保湿クリームの上からワセリンを重ねるケアをしています。 500gの大容量タイプをまとめ買いしておくのがおすすめです。惜しみなく使えるから薄塗りでごまかさなくていいし、切らして困ることもない。毎日のケアに欠かせないものだからこそ、ストックしておく安心感は大きいです。 健栄製薬 日本薬局方 白色ワセリン 500g 楽天市場で詳細を見る Amazonで詳細を見る Yahoo!ショッピングで詳細を見る 同じ状況の方へ 放射線治療を受けた方、皮膚移植を経験した方、あるいは極度の乾燥肌に悩んでいる方へ。 ...

2026年5月11日 · 1 分 · Nogtystore

抗がん剤で爪がボロボロに…「剥がれる恐怖」から私を守ってくれた救世主アイテム

💡 眩しさが辛い方へ このブログはダークモード(黒背景)に切り替えられます。ページの左上、「nogtystore」というタイトルの横にある三日月のアイコンをクリックすると、背景を黒く変更できます。ステロイド治療などで眩しさに困っている方は、ぜひご利用ください。 [ 乳がん・抗がん剤 ] 爪が、壊れていきました。 抗がん剤治療が始まってしばらく経った頃から、指先に異変が起き始めました。 爪の下が「真紫」になった 最初は「なんか色が変かな」くらいに思っていた。でも日が経つにつれ、爪の下の皮膚が、真紫へと変色していきました。 爪の下が真紫に。スジも増えていった 見た目の変化だけではありませんでした。爪の表面には無数のスジが走り、触ってみると—— ぐにゃっとする。 まるでソフトシェルクラブのように、爪が柔らかくなっていたんです。本来あるはずの硬さがない。押すと沈む。あの感触は、今でもはっきり覚えています。 スジが増え、触るとぐにゃっとする感触に (※写真は実際に撮影した当時のものです。爪の変色・スジはそのまま写っています。指紋の特定を防ぐため、爪以外の皮膚部分にのみぼかし加工を入れています。) 日常が「恐怖」に変わった 見た目より辛かったのは、日常生活の変化でした。 水仕事とお風呂の時間が、怖かった。水に浸かると爪がさらにふやけて、いつも以上に脆くなる。タオルを掴む、蛇口をひねる、ちょっとした引っ掛かり——そのたびに「剥がれるかもしれない」という恐怖が走る。 でも、一番困ったのは仕事でした。 私は事務職で、毎日パソコンに向かっています。その私が、クリップを「つまむ」という動作すらできなくなった。 指先で触れるだけで激痛。結局、指先を使わず手のひらで机の端まで掃き寄せて、もう片方の手で受け止める——という、なんとも独特な方法で乗り切っていました。ほんとうに不思議な所作だったと思います。 「寝ている間」が一番怖かった 起きている間は、気をつければまだどうにかなる。問題は、眠っている間でした。 寝返りを打つとき、布団を蹴るとき、被るとき。そういった無意識の動きで、柔らかくなった爪がどこかに引っかかって剥がれてしまうんじゃないか——その不安が、毎晩ベッドに入るたびに頭をよぎりました。 「朝起きたら爪がなかった」なんてことになったら、どうしよう。 そう考えたとき、物理的に守るしかないという結論に至りました。手袋をして寝ること。 選んだポイントは「締め付けのなさ」と「枚数」 綿手袋を探すとき、就寝用に使うということを念頭に置いていたので、こだわったのは2点です。 ① 締め付け感がないこと 夜中に「手がしびれる」「きつくて目が覚める」なんてことになったら本末転倒です。ゆったりとしていて、つけていることを忘れられるくらいの着け心地を重視しました。 ② コスパが良く、枚数が多いこと 消耗品なので、1枚1枚を大切に使うより、気軽に洗い替えられるものが理想でした。また、就寝以外にも、掃除のときや肌荒れが気になるときの二次利用も考えて、まとめ入りのものを選びました。 綿手袋 24枚入(12双)綿100% 楽天市場で詳細を見る Amazonで詳細を見る Yahoo!ショッピングで詳細を見る 実際の使い方:クリーム→手袋→そのまま朝まで 使い方はシンプルです。 ...

2026年5月6日 · 1 分 · Nogtystore

ホルモン療法中の激痛…私が救われたサポーターと手術の話【ドケルバン病実録】

💡 眩しさが辛い方へ このブログはダークモード(黒背景)に切り替えられます。ページの左上、「nogtystore」というタイトルの横にある三日月のアイコンをクリックすると、背景を黒く変更できます。ステロイド治療などで眩しさに困っている方は、ぜひご利用ください。 [ 乳がん・ホルモン療法 ] これは、乳がんの治療中に「手が壊れた」3ヶ月の話です。 抗がん剤が終わり、放射線が終わり、やっと普通の生活が戻ってきたと思っていた矢先に、新しい敵がやってきました。 ホルモン療法が始まって2ヶ月後のこと 乳がんがホルモン受容体陽性の場合、手術後に長期のホルモン療法が続きます。私もその一人でした。 ホルモン療法が始まって2ヶ月が経った頃、右手の親指の付け根に、なんとも言えない違和感が出始めました。 最初は「ちょっと腱鞘炎かな」くらいに思っていた。でも日に日に痛みは強くなっていって、ある朝、手首を少し動かした瞬間—— 「バチン!」 弾けるような衝撃が走りました。痛みというより、何かが外れるような、嫌な感触。そしてそれ以来、「次はいつ来るのか」という恐怖で、手首を動かすのが怖くなりました。 主治医に「副作用じゃない」と言われた日 手の痛みが続く中、まず乳がんの主治医に相談しました。「ホルモン療法の副作用ではないですか?」と聞いてみた。 返ってきた言葉がこれでした。 「ホルモン療法でドケルバン病になるなんて、聞いたことがないですよ」 否定された。 孤独でした。両手が壊れていくのに、その原因が自分の治療かもしれないのに、「関係ない」と言われる。一人でインターネットを調べ続け、同じ症状を訴えている人たちの声を拾い集めながら、自分で整形外科を探しました。 大阪で出会った整形外科医の「1秒診断」 自力で見つけた大阪の整形外科。 診察室に入り、ホルモン療法中であることを告げた瞬間、先生は即座に言いました。 「ああ、ホルモン療法の副作用ですね」 1秒でした。 「娘が乳腺外科医なんです。そういう患者さんをよく診ますよ」 その一言で、ずっとひとりで抱えていた「気のせいじゃないか」という疑念が、すっと消えた気がしました。信じてもらえた。原因が分かった——それだけで、ようやく前を向けました。 診断はドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)。親指を動かす腱が通っている腱鞘が炎症を起こし、腱がうまく滑れなくなる病気です。 そして右手の治療を始めてからさらに1ヶ月後、今度は左手にも同じ症状が出ました。両手同時に、ドケルバン病。 事務職の絶望:キーボードが打てない 私は事務職です。仕事でパソコンを使わない日はありません。 大阪の先生との初診で手術を決めたものの、予約がすぐには取れませんでした。その待機期間と、先生に出会うまでの間——両方を支えてくれたのがサポーターでした。 でも、両手を固定具で固めた状態では、キーボードがまともに打てない。 左手:金属プレート入りのハードサポーター(ガチガチに固定) 右手:医師と柔道整復師がW監修したハードサポーター 固定すれば痛みは和らぐ。でもキーボードが打てなくなる。 緩めれば仕事はできる。でも「バチン」が来る。 このジレンマを、毎日繰り返していました。会議中にこっそりサポーターを外して、激痛に顔を歪めながら議事録を打つ。誰にも言えない苦しさでした。 使っていたサポーター2種 大阪の先生に出会うまでと、手術待ちの期間にお世話になったのが、この2つです。 右手:医師×柔道整復師W監修 親指サポーター 楽天でランキング1位を獲得した実績のある親指専用のハードサポーター。2本のボーンが内蔵されており、親指の付け根の腱鞘部分をしっかり固定します。金属プレートが入っているが取り外し可能なため、固定の強さを調整できます。左右兼用で、セルフストレッチの解説書も付属。仕事中の「できる範囲で固定する」場面に使っていました。 親指サポーター 医師×柔道整復師W監修 ハードタイプ 金属プレート入り 楽天市場で詳細を見る Amazonで詳細を見る Yahoo!ショッピングで詳細を見る 左手:薄手の布タイプサポーター 右手を強く固定している分、左手である程度動かせるようにするため、金属プレートの入っていない薄手の布タイプを使っていました。軽い固定で親指をサポートしながらも、仕事の作業時には手首の動きを制限しすぎないようにしていました。 ...

2026年4月29日 · 1 分 · Nogtystore