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[ 音楽・エッセイ ]
導入:「日本の四季」シリーズ、いよいよ最後の4人目
「グリーグ×日本の四季」、「シューマン×日本の四季」、「ショパン×日本の四季」に続く、シリーズ最後の4人目はセルゲイ・ラフマニノフです。

ラフマニノフといえば、大きな手を活かした豊かなアルペジオと、後期ロマン派らしい濃密な和声が特徴の作曲家。グリーグの素朴さ、シューマンの内省、ショパンのきらめきとはまた違う、スケール感のある堂々とした「日本の四季」に仕上がりました。
今回もお約束の「光」「闇」構成
これまでのシリーズと同じく、今回も同じ4曲を「光」と「闇」、2つの雰囲気で作り直す構成にしました。
「光の書」は豊かで輝きに満ちた四季の情景、「闇の書」は同じ情景をより重厚でドラマチックに描いた一枚を予定しています。「闇の書」は、また後日あらためてご紹介します。
曲の構成
曲の型は、ラフマニノフの実際の楽曲ジャンル名(Prelude、Moment Musical、Étude-Tableau)を採用しています。
- Prelude: Spring Thaw(起・春)
- Moment Musical: Summer Radiance(承・夏)
- Étude-Tableau: Autumn Shadows(転・秋)
- Prelude: Winter Solitude(結・冬)
「Prelude(前奏曲)」から始まり、また「Prelude」で締めくくる構成は、ラフマニノフの前奏曲集へのオマージュです。日本の四季を、ラフマニノフらしい豊かで流麗なピアノの響きで巡る一枚に仕上がりました。
まとめ:4人の作曲家で巡る「日本の四季」シリーズ、完結
アルバムタイトルは 「Rachmaninoff’s Four Seasons Suite: Book of Light」。全4曲、ピアノソロのインストゥルメンタルアルバムです。Spotify、Apple Musicをはじめ、主要な音楽ストアで本日から配信中です。
これでグリーグ・シューマン・ショパン・ラフマニノフ、4人の作曲家による「日本の四季」シリーズが揃いました。同じテーマでもこんなに印象が変わるのかと、作っていて新鮮な発見の連続でした。「グリーグ×日本の四季」、「シューマン×日本の四季」、「ショパン×日本の四季」もあわせて聴き比べてもらえたら嬉しいです。