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[ 音楽・エッセイ ]
導入:「日本の四季」を、4人の作曲家で描く新シリーズ
「ドビュッシー×日本の情景」に続く10シリーズ目は、桜や富士山という一つの情景ではなく、「日本の四季」そのものを、グリーグ・シューマン・ショパン・ラフマニノフという4人の作曲家がそれぞれの作風で描き分けるという新企画です。まずは北欧の作曲家、エドヴァルド・グリーグから。

グリーグといえば「ペール・ギュント」で知られる北欧ロマン派の作曲家。民謡的で素朴な旋律や、開離した和音の響きが特徴です。飾り気のない温かみのあるピアノの音は、「日本の四季」というテーマともよく馴染みました。
今回もお約束の「光」「闇」構成
これまでのシリーズと同じく、今回も同じ4曲を「光」と「闇」、2つの雰囲気で作り直す構成にしました。
「光の書」は明るく穏やかな四季の情景、「闇の書」は同じ情景をより物憂げでドラマチックに描いた一枚を予定しています。「闇の書」は、また後日あらためてご紹介します。
曲の構成
これまでの5曲(起承転結+大団円)構成とは少し変えて、今回は四季そのものが自然な起承転結になるため、4曲構成にしました。曲の型も、グリーグの実際の楽曲ジャンル名(Prelude、Berceuse、Elegy、Ballade)を採用しています。
- Prelude: Spring Awakening(起・春)
- Berceuse: A Summer Lullaby(承・夏)
- Elegy: Autumn Leaves Falling(転・秋)
- Ballade: Winter’s Long Night(結・冬)
「Spring Awakening(春の目覚め)」から「Winter’s Long Night(長い冬の夜)」まで、日本の四季を素朴な北欧ピアノの響きで巡る一枚です。
まとめ:4人の作曲家で巡る「日本の四季」シリーズ、1人目
アルバムタイトルは 「Grieg’s Four Seasons Suite: Book of Light」。全4曲、ピアノソロのインストゥルメンタルアルバムです。Spotify、Apple Musicをはじめ、主要な音楽ストアで本日から配信中です。
このあとシューマン・ショパン・ラフマニノフと続く4人シリーズ、同じ「日本の四季」というテーマでどう描き分けられるか、ぜひ聴き比べてみてください。