💡 眩しさが辛い方へ このブログはダークモード(黒背景)に切り替えられます。ページの左上、「nogtystore」というタイトルの横にある三日月のアイコンをクリックすると、背景を黒く変更できます。ステロイド治療などで眩しさに困っている方は、ぜひご利用ください。


[ 音楽・エッセイ ]

導入:同じ桜も、ドビュッシーの月明かりの下では

「ドビュッシー×日本の情景」の光の書に続いて、今回は2枚目「闇の書(Book of Shadow)」の配信です。

Debussy's Sakura Suite: Book of Shadow アルバムジャケット

光の書では、桜・富士山・神社・月夜の庭という日本の風景を、印象派らしい淡く色彩的な響きで描きました。同じ風景も、月明かりの下で眺めれば、まったく違う表情を見せます。今回の闇の書は、その「夜の顔」の側に焦点を当てた一枚です。

🎧 各ストアで聴く(HyperFollow)

「色彩感」ではなく「神秘さ」を短調で

光の書が淡く色彩豊かな一枚だったのに対し、闇の書は同じ風景を、より神秘的で揺らめく短調の響きで描き直しました。

昼間の桜が持つ明るさの裏側には、夜になるとまた違う美しさが浮かび上がります――そんな対比を、同じ5曲のモチーフを短調に置き換えることで表現しています。ドビュッシーらしい全音音階の浮遊感が、短調になるとより神秘的に響く仕上がりになったと思います。

曲の構成は光の書と共通

曲の型は光の書と同じ構成で統一しています。

  1. Prelude: Sakura at Dawn(Dark ver.)
  2. Arabesque: Beneath Mount Fuji(Dark ver.)
  3. Reflets: The Moonlit Garden(Dark ver.)
  4. Estampe: Prayers at the Shrine(Dark ver.)
  5. Finale: Sakura in Full Bloom, Fortissimo(Dark ver.)

「Reflets: The Moonlit Garden(水面に映る月夜の庭)」は、ドビュッシーの実曲「Reflets dans l’eau(水の反映)」をイメージした曲名なので、闇の書で聴くとより本領を発揮している気がします。同じタイトル・同じ曲の骨格でも、光と闇でこんなに印象が変わるのかと、作っていて自分でも新鮮でした。

まとめ:次は没テイク集の予定

アルバムタイトルは 「Debussy’s Sakura Suite: Book of Shadow」。全5曲、ピアノソロのインストゥルメンタルアルバムです。Spotify、Apple Musicをはじめ、主要な音楽ストアで本日から配信中です。

「光」がまだの方は、ぜひ「光の書」を紹介した記事もあわせてチェックしてみてください。次はこのシリーズの没テイク集(外典の書)も控えています。

🎧 各ストアで聴く(HyperFollow)