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[ 音楽・エッセイ ]

導入:2シリーズ目は「リスト×失恋ドラマ」

バッハ×戦隊ヒーローのアルバムに続いて、2シリーズ目に選んだのは「フランツ・リスト×失恋ドラマ」という組み合わせです。

Lisztomania Heartbreak: Book of Light アルバムジャケット

リストといえば、超絶技巧で知られる劇的なロマン派の作曲家。その様式感を借りて、「失恋した記憶が、時間が経つうちに美化されすぎてしまう感覚」を描いてみたのが、今回の「光の書(Book of Light)」です。

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「光」は美化された記憶、「闇」は破局の瞬間そのもの

前作バッハ版に続いて、今回も同じ5曲を「光」と「闇」、2つの雰囲気で作り直す構成にしました。

今回の対比は、こんなイメージです。

  • 光の書:失恋した記憶が、時間が経つうちに美化されすぎて、皮肉なくらい眩しく輝いて聴こえてしまう感覚
  • 闇の書:美化される前の、破局の瞬間そのものの直球な痛み

同じ出来事を「振り返った時の記憶」と「その瞬間そのもの」、2つの温度で聴き比べられるように作っています。「闇の書」は、また後日あらためてご紹介します。

曲の構成もリストらしい形式で統一

5曲の構成も、リストらしいロマン派ピアノ曲の形式名で統一しました。

  1. Consolation: A Love Remembered(起)
  2. Ballade of Fading Letters(承)
  3. Mephisto Waltz of the Last Night(転)
  4. Etude: Chasing a Ghost(反撃)
  5. Liebestraum: Smiling Through Tears(大団円)

「慰め→薄れゆく手紙→最後の夜のワルツ→亡霊を追いかける→涙の中の微笑み」という、失恋ドラマらしい起承転結+大団円になっています。

まとめ:美しく、少し切ない一枚に

アルバムタイトルは 「Lisztomania Heartbreak: Book of Light」。全5曲、ピアノソロのインストゥルメンタルアルバムです。Spotify、Apple Musicをはじめ、主要な音楽ストアで本日から配信中です。

美化された記憶の眩しさと、その奥にある切なさを両方感じてもらえる一枚になったと思います。作業用BGMや、少しセンチメンタルな気分の夜にでも聴いていただけたら嬉しいです。

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