💡 眩しさが辛い方へ このブログはダークモード(黒背景)に切り替えられます。ページの左上、「nogtystore」というタイトルの横にある三日月のアイコンをクリックすると、背景を黒く変更できます。ステロイド治療などで眩しさに困っている方は、ぜひご利用ください。


[ 乳がん・抗がん剤・TC療法 ]


TC療法(ドセタキセル+シクロホスファミド)の抗がん剤治療を受けていたとき、口の中のことが、もっとも気がかりなことのひとつになりました。


1クール目、3〜4日後に始まったこと

1クール目の投与が終わって、3〜4日が過ぎた頃。

口の中に、異変が起きました。

粘膜が腫れているような、ヒリヒリするような、なんとも言えない感触。最初は「少し荒れているだけかな」と思っていたのですが、そのうち口内炎が何個も重なって、飲み込むだけで痛い状態になっていきました。

そしてその頃、なぜかグレープフルーツが無性に食べたくなったのです。

食べたくてたまらない。でも、口に入れた瞬間——口内炎に染みて、悶絶しました。「なんで今、これを欲しがっているんだ」と自分に突っ込みながら、でもやめられなかった。あれは本当につらかった。


「体重を維持します」という宣言

治療が始まる前、私は看護師さんに自分で宣言していました。

治療中、体重を維持します

食欲が落ち、口の中が痛く、何を食べても億劫になる時期に、体重を維持するのは簡単ではありません。でも、自分で立てた目標を自分で看護師さんに宣言した。

口内炎でまともに食べられないのに、その言葉を撤回するわけにはいかない。

その意地が、次の行動を動かしました。


ドラッグストアで「組織を修復」という文字に惹かれた

どうにかして口の中の状態をよくしたい。抗がん剤を止めることはできないけれど、自分でできることがあるはずだ——そう思ってドラッグストアの歯磨き粉売り場をぐるぐると歩き回りました。

いろいろな商品を手に取りながら、ある言葉が目に飛び込んできました。

「組織を修復」

それが、システマ ハグキプラスハミガキとの出会いでした。

システマ ハグキプラスハミガキの新品チューブ。ピンクを基調としたパッケージが目を引く
これが私を救ってくれた一本

歯周病ケア向けの歯磨き粉ですが、「組織を修復」「歯茎コラーゲンを守る」という言葉が、ダメージを受けた口腔粘膜にも効いてくれるんじゃないか——そんな直感がありました。

半信半疑でしたが、手に取ってレジへ向かいました。


夜は20〜30分、日中はとにかくうがい

システマを始めてから、口腔ケアを徹底するようにしました。

夜の歯磨きは、20〜30分かけて丁寧に

歯だけでなく、歯茎の際、頬の内側、舌の上も、できる限りやさしくケアする。「歯を磨く」というより「口の中を整える」という感覚で、時間をかけるようにしました。

日中は、こまめなうがい

抗がん剤治療中は口の中が乾燥しやすく、雑菌が繁殖しやすい状態になります。食後だけでなく、何かを飲んだ後、気になったタイミングで、とにかくうがいを繰り返しました。

「これだけやれば大丈夫」という確信はなかった。でも、できることを全部やっている、という感覚が、不安を少し和らげてくれました。


2クール目から、口内炎がなくなった

結果として——2クール目から4クール目まで、口内炎は一度も出ませんでした。

1クール目の苦しさが嘘のように。

もちろん、システマだけの効果とは言い切れません。徹底した口腔ケア全体の積み重ねがあってこそだと思っています。でも、「何かが変わった」と実感した最初のきっかけは、間違いなくあの「組織を修復」という文字でした。

4クールを通して完走できたのは、体重も維持できたのは、この歯磨き粉との出会いがあったからだと、今でも思っています。

使い込まれたシステマ ハグキプラスのチューブ。何本もリピートし続けた証
治療が終わった今も、ずっとリピートしています

📊 歯周病ケア系歯磨き粉を比較してみた

システマ ハグキプラス以外にも「組織を修復・歯周病ケア」を謳う歯磨き粉は色々あります。今回リサーチした範囲で、代表的な2ブランドと比較表にまとめてみました。表の一番下から各ショップを直接チェックできます!

比較項目🩷 システマ ハグキプラス
(愛用品)
💙 GUM
デンタルペースト
🦷 コンクール
ジェルコートF
商品イメージシステマ ハグキプラスハミガキGUM デンタルペーストコンクール ジェルコートF
最大の強みトラネキサム酸・ビタミンEでコラーゲン分解を抑制、「組織を修復」訴求原因菌を殺菌・除去する歯周病予防の定番、ドラッグストアで手に入りやすい歯科医院専売品、研磨剤・発泡剤なしでじっくり磨ける(ドラッグストアでは手に入りにくい)
容量90g155g90g
参考価格約680円〜約635円〜約1,200円前後〜
🔗 リンク楽天で探す楽天で探す楽天で探す
Amazonで探すAmazonで探すAmazonで探す
Yahoo!で探すYahoo!で探すYahoo!で探す

※スマホの方は、表を左右にスクロールして見比べてみてくださいね。

購入前に気になる素朴な疑問Q&A

比較表だけでは伝わりにくい、実用面での疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. 一番安いのはどれ?

GUMデンタルペーストが約635円〜と一番手頃です。ドラッグストアでも買いやすい定番ブランドです。

Q. コンクール(ウエルテック)って聞いたことないけど、どんなブランド?

私も最初は知らなかったのですが、「ウエルテック」は歯科材料を専門に作っているメーカーで、代表商品の「コンクール」シリーズは30年以上、歯科医院で処方・販売されてきた老舗の口腔ケア製品です。ドラッグストアの店頭にはあまり並ばず、歯科医院や専門通販サイトが主な販路なので、一般的な知名度は低めですが、「一般消費者向けに広告を打たない専門ブランド」という位置づけで、歯科医から勧められることが多い製品です。

シリーズの中でも特に知られているのが、水で薄めて使うマウスウォッシュ「コンクールF」です。有効成分グルコン酸クロルヘキシジンを配合していて殺菌作用が長時間持続するのが特徴で、口コミでも「朝起きた時の口臭やネバつきがかなり軽減された」という声が多く見られます。水で希釈するタイプなので1本あたりの使用回数が多く、コスパの良さもよく言及されています。

今回比較表に挙げた歯磨きジェル「ジェルコートF」は、そのコンクールシリーズの歯磨き粉版です。研磨剤・発泡剤が入っていないので泡立たず、じっくり時間をかけて磨けるのが特徴。フッ素も1,450ppm配合されているので、虫歯予防の面でも手を抜いていません。「歯科医院に置いてある=品質は間違いない」という安心感で選ばれることが多いブランドです。

Q. 「組織を修復」という表現は本当?

システマ ハグキプラスは、トラネキサム酸とビタミンEという2つの成分で歯ぐきのコラーゲン分解を抑える働きが訴求されています。私自身、この歯磨き粉に変えてから2クール目以降口内炎が出なくなったので、体感としても効果を感じました。ただし歯磨き粉だけの効果と言い切れるものではないので、あくまで口腔ケア全体の一部として捉えるのがおすすめです。

Q. がん治療中に使う場合の注意点は?

治療中の口腔ケアは症状や治療内容によって適したケア方法が異なります。歯磨き粉選びも含めて、必ず主治医・担当看護師に相談してから取り入れてください。


今も手放せないもの

治療が終わって時間が経った今も、システマ ハグキプラスを使い続けています。

抗がん剤治療中に使い始めて、気づけばずっとそばにある歯磨き粉になっていました。

口内炎で悩んでいる方、がん治療中の口腔ケアをどうすればいいか迷っている方——まず主治医・担当看護師に相談することが大前提ですが、歯磨き粉選びに迷ったとき、ぜひ候補に入れてみてください。


本記事は個人の体験に基づくレビューです。がん治療中の口腔ケアについては、必ず主治医・担当看護師にご相談ください。